HOME > ブログ

ブログ

栄光学園に行って来た。

僕が卒業した高校は栄光学園といって、イエズス会が運営するカトリック系の高校です。
とはいっても、宗教の授業があるわけでなし、礼拝があるわけでなし、カトリック信仰を薦めることすらしない鷹揚さは結構好きでした(じわじわと洗脳している風ではありましたが。)。
校則がないというのも特徴と言われていましたが、ま、たしかに成文としての校則はなかったものの、身に覚えのない「約束」というものがあり(たとえば大船駅から15分の心臓破りの坂は必ず歩き、バスには乗らない。タクシーは論外。朝礼までに制服を脱いで作業着みたいなトレパンに履き替える、など)、あれはいまから言わせればコモン・ローとしての校則だったというべきだろう。
 

いま歴史を勉強しなおしているのですが、イエズス会というのは日本に初めて布教に来たフランシスコ・ザビエルが創設した「部隊」で、天正遣欧少年使節を仕組むなどカトリックの中で重要な位置にある修道会です。分かりやすく言えば、山口組の中の直参の組みたいなものです(もっと分かりにくいか?)。
高校生のとき、僕はあまり悪さをする生徒ではなかったのですが、なにかやらかして「神父様、免罪符(贖宥状)をお売りください。」と言ってみたかった。
 

で、行った用件はとある用事で卒業証明書と調査書が必要になったのでそれをもらいに行ったからなのですが、調査書は封されているので見れませんが事前に教務部長(中二の時の歴史の先生)から聞いた話では卒業後5年で指導要録を廃棄するので習得単位の証明だけで、成績は証明できないと書かれているらしい。赤点だった化学や、「2科目相当分の赤点」だった生物の成績は幻と消えたのですな。
 

実に20年も経つと、セブンイレブンは空を飛んで道の反対側に行ってしまうのだなあ、と思いながらトイレを借りたのですが、このセブンイレブンは僕が毎朝午後の紅茶のストレートを買っていたセブンイレブンと同一のものだろうか、などと妙に気になった。
いまでは授業を聞く時に学生が何か飲み物を机の上に出してときにそれを口にするというのは普通のことなのですが、1991年当時の僕のその習慣は革新的でした。時代は僕に遅れてついてくるのだなあと常日頃思っているのだが、授業中に耳栓をして予備校の授業の予習をするという時代は僕について来ているだろうか?
 

こういう感じで、ワルではないが必ずしも容易ではない生徒であった僕は、調査書の内容が気になり、在学当時、受験予定のない大学を申告して1通余分に調査書をもらい中を見てみたのだが、成績以外何も書いてない当たりさわりのない内容で、「あ、これがおとなの対応なんだな」と思いました。
 

湘南新宿ラインで意外と新宿から近く、息子も通わせたいのだが、成績よくないからなあ。。。


TOMORROW

「ビルの上にはほら月明かり 抱きしめてる思い出とかプライドとか 捨てたらまたいい事あるから
 

涙の数だけ強くなれるよ アスファルトに咲く花のように
見るものすべてにおびえないで 明日は来るよ 君のために
季節を忘れるくらい いろんな事があるけど
二人でただ歩いてるこの感じがいい
頼りにしてる だけど時には夢の荷物投げ捨てて 泣いてもいいよ つきあうから カッコつけないで
 

涙の数だけ強くなろうよ 風に揺れている花のように
自分をそのまま信じていてね 明日はくるよどんなときも」(「TOMORROW」岡本真夜)

 

こういうがんばろう的メッセージの方が世間受けはするのですが、実際に心が疲れている人のために必要なことは、くたーっとすることの方なんです。


海亀みたいに

「その夜、礼子はすぐに眠らなかった。珍しく、ベッドの中で沖縄の話をはじめた。しかも、海亀の話だ。船に乗って、イルカ・ウォッチングに出たという。沖でイルカの群れと出会ったけれど、全く感激しなかったと言った。若い女としては珍しい。僕がそう言うと、
『だって、なんであんなに元気一杯に泳がなきゃならないの。おまけに船の近くまで寄ってきて、愛想をふりまいたりして・・・・・・。イルカなんて、嫌い』
礼子は言った。それに比べ、帰りに見かけた海亀の姿には心を動かされたという。
『泳ぐでもなく、潜るでもなく、海面で、ただくたーとしているの。何をやる気もなさそうで・・・・・・あれは良かったな』
と礼子は言った。」(喜多嶋隆「もう、若くはないけど」)

 

沖縄で過ごしたことがあるのですが、僕も海亀が大好きでした。
心が疲れている人は、くたーとしてみてはいかがでしょうか。


恋愛っていうのはポラロイド

「『特に、理由はなく?』
裕美が聞いた。僕は、うなづく。
『徳に理由はなかった・・・・・・』
どちらかが浮気をしたわけでもない。経済的に問題があったわけでもない。それでも、結婚生活は終わった。それから、もう5年が過ぎようとしている。
『離婚する前後から、ずっと考えていたことがあるな・・・・・・』
僕は口を開いた。裕美が、僕を見た。
『恋愛っていうのは、たとえてみれば、ポラロイド写真、それも昔のポラみたいなものなんじゃないかなと思ったな・・・・・最初は鮮やかな色のポラロイド写真も、月日がたっていくと、色褪せていく・・・・・・あれに似ているような気がするんだ』
『恋愛は、月日とともに色褪せる・・・・・・」
『もちろん、例外はあると思うけど、かなり多くの場合・・・・・・』
僕は言った。
『恋愛結婚して、やがて、恋は醒めていく・・・・・・。それでも、いろいろな事情で別れない夫婦が世の中に多いんだろう・・・・・・恋愛が、情にかわることもあるだろう・・・・・・。けど、うちの場合、相手に経済力があったこともあって、離婚することになった。ポラが退色して、やがて画像が消えてしまうように・・・・・・。いまは、そう考えているよ』
僕は、あえて乾いた口調で言った。彼女は、何も言わなかった。」
(喜多嶋隆「もう、若くはないけど」)

 

ポラロイドは消えてなくなるだけだが、恋愛・結婚相手はお金を要求してくるからなあ。
愛情がなくなったら「婚姻関係破綻」だと勘違いしている人が、弁護士の中にすらいますが、同居していて破綻はあらいえないですから!残念!
相手が離婚を望んでおらず、自分さえ心を入れ替えれば元のさやに戻れるときは、それを破綻しているとは言いません。
ましてや、自分で浮気をしておきながら、それがばれたときの言い訳として「そのときすでに破たんしていた」ってありえないです。
似たような人に二人ほど会いましたが(一人は相手方、もう一人は相談者)、相手方に弁護士がついているのにその点の説明もできないのですかねえ。
 

いい年して、愛情にあふれたうらやましい夫婦なんて日本中に何組いるのでしょうか?


せいけんだっかん

「菅直人首相は26日夜、首相官邸で記者会見し『本日、(2011年度)第2次補正予算を加え、三つの重要案件が成立したので、民主党代表を辞任し、新代表が選出された後、首相の職を辞する』と述べ、改めて退陣を表明した。」(時事通信)

 

次の総選挙で自民党が政権奪還をするかどうかはわかりませんが、いちはやく政権脱菅はしましたね。
福島第一原発の処理をめぐり混乱を極めていたのは事実で、漫画にもなったそうですが(「お粗末くん」だっけ?)、誰が首相でも同じだったのではないかなあ、と僕は思っているのです。
むしろ、水素爆発のときにもコメンテーターの原子力の専門家が「格納容器の爆発ではなく想定される中でもっとも軽いケース」とNHKで繰り返していたように、30キロまで避難する必要あるのか?と非難する雰囲気の中で、「念には念を入れて」と枝野が言い訳しながら30キロ避難を決めたのは、菅の功績なのではないでしょうか。
 

ただ、ストレステストはいらなかったよなあ。非常時にはあまり周囲の雑音を気にすることなく、バランスなどを考えない強い統率力が必要で、それが良かったかどうかは後世の判断に任せる態度が必要だと思うのですが、菅はサロンパスを貼り足りなかったようです(←リーダー湿布)。
 

(出典:デーブ・スペクター「いつも心にクールギャグを」幻冬舎)


懐古趣味

故あって「司法試験に合格したことの証明書」が必要になったので法務省に行って発行してもらったら、成績ものっていた。
 

論文式試験96位って、俺なかなかやるじゃん(750人くらい中)。
成績は憲法、民法、刑法、刑事訴訟法、行政法がAで、商法がE。
 

会社法は改正されてから全く分からん、と業務分野から外しているのだけれど、受験生時代からダメだったのか。
 

そういうわけで、会社法に関係するご相談はご遠慮ください。


結婚とポーカー

「ジ二ーは、肘をついて僕を見た。
『結婚って、どんなもの』
『そうねェ・・・・・・』
僕は、仰向けから、うつぶせになる。
『この前の仕事がロスで終わって、1日、ラスベガスに遊びに行ったんだ』
『うん』
『ポーカーをやってた』
『うん』
『8のスリーカードができた』
『で?』
『負けこんでたから、残りのチップは、ほんの50ドルぐらい。親も自信がありそうだった』
『のるか、おりるかね』
『そう』
『で?』
『けっきょく、のった。50ドル全部賭けた』
『勝負は?』
『親はジャックのスリーカード』
ジ二ーは笑い声を上げた。
『でも、カードを開けるまでは楽しかった。あ、この感じは何かに似てるなと思ったら』
『結婚だった』
『そう』
 

・・・・・・
 

『ラスベガスのカード・テーブルで、となりに坐ってたおじさんが、50ドルすった僕に1杯おごってくれたんだ』
『・・・・・・』
『で、こう言ったよ。なぜ、ポーカーが人生ってやつに似てるいるのか』
『・・・・・・』
『誰も、最後まで勝ちつづけることができない』
(喜多嶋隆「ブルー・ブルー・ハワイ」)

 

賭けにおりたくなったら当事務所へ。


任意捜査の限界

「任意捜査であるからと言って有形力の行使が全く許されないわけではない。強制手段にわたらない程度の有形力の行使であれば、必要性、緊急性を考慮して相当と認められる限度において許容される」「警察官職務執行法は、行政警察作用の一つとして、職務質問を規定している(同法2②)。すでに発生した特定の犯罪について、その証拠を収集、確保し、犯人を特定、確保するために行われる刑事訴訟法上の司法警察作用と異なり、未だ犯罪が行われていない段階においても、また、犯罪捜査の対象としうる程度に犯罪事実や犯人が明らかになっていない段階においても一定の要件の下に許されるものである」(「新版 条解刑事訴訟法」)

 

夜中の十二時近く、電話のベルが鳴った。
知り合いが職務質問を受けて、覚せい剤使用の疑いで警察署に連れて行かれたが、連れ戻せないかという相談だった。
警察署に行った僕は、本人に会って、「ここに居続ける気はあるか?」と聞いたら「帰りたい」という。
警察官に「札はでているか?」と聞くと「まだ」という返事だったので、「じゃ、帰ろう」とその人の手を取って1階に降りようとすると、警察官は、「ちょっと待って。もうすぐ強制採尿令状が出るから」と言った。
「引き留めるなら、今令状見せて」僕は言った。
8人の警察官にかこまれて、エレベーターに乗ってもドアを閉められないようにされ、なんとかエレベーターの扉を押さえている警察官をどけてエレベーターで玄関フロアーまで降りて僕のバイクの後ろに本人を乗せて帰ろうとすると、真後ろには警察官が仁王立ち、前には警察官が前輪の後ろ部分に足を置きバイクが動けないようにした。僕がバイクのエンジンをかけると、警官がエンジンキーを回してエンジンを切った。
警察官は「この人は覚せい剤の前科が8回もある」「やっていると言っているのだから帰すわけにはいかない」といい、「連れて帰る根拠は何ですか」とまで言われた。令状が出てないからだと僕が言っても「道理が通らない」「弁護士だったら社会正義の実現のために働きなさい」と警官は僕に教えを垂れた。
本人は「もういい。歩いて帰る」と言ってバイクを降りて歩きだしたが、二人の警官に洋服の右肩部分と左手の二の腕をつかまれ、警察署の敷地から出られないように引っ張られていた。
そうこうしているうちにパトカーがサイレンを鳴らしながら玄関前に滑り込み、本人と僕に強制採尿令状を示したので、抵抗をやめた。
 

で、病院に連れて行かれ強制採尿されたそうで、尿からは覚せい剤反応が出たそうで逮捕、勾留された。
僕は弁護人にはならなかった、証人になるのが僕の役割かなと思ったからだ。
弁護人には、市民派で有名な池袋市民法律事務所の弁護士が当番で選任された。
 

僕は検察官に呼ばれ、病院への連行にいたる30分間に僕が見たこと聞いたことを話した。
本人は、2勾留の満期に、不起訴で釈放された。覚せい剤の陽性反応が出ているにもかかわらず、であるから、違法捜査だったと検事も考えたのだろう。

こういう事件との関わり方もある。
悪い人をなぜ弁護するの、と子どもは聞くし、妻は法学部を出ているくせに、さらには刑事訴訟法のゼミ出身のくせに、弁護人の仕事を全否定するような人だから、話す気もないけど、釈放されたと聞いた時は、夜中にバイクで高速を飛ばして出かけて行って良かったと思った。


After the Quake(神の子どもたちはみな踊る)

「ねえ片桐さん」とかえるくんは言って指を一本空中に立てた。「ぼくはそんなちゃちな用事でここに来たわけではありません。あなたが東京安全信用金庫新宿支店融資管理課の係長補佐をやっておられることは承知しています。しかしこれは借金の返済とは関係のない話です。ぼくがここにやってきたのは、東京を壊滅から救うためです」
片桐はあたりを見回した。どっきりカメラとかそういう種類の大がかりな悪い冗談にひっかけられているのかもしれない。しかしカメラはどこにもなかった。小さなアパートの部屋だ。誰かが身を隠すような場所もない。
「ここには僕らの他には誰もいませんよ、片桐さん。たぶんあなたはぼくのことを頭のいかれた蛙だとお思いのことでしょう。あるいは白昼夢でも見ているのではないかと。

しかしぼくは狂ってはいませんし、これは白昼夢ではありません。ぎりぎりに真剣な話なんです」
「ねえ、かえるさん」と片桐は言った。
「かえるくん」とかえるくんはまた指を一本立てて訂正した。
「ねえ、かえるくん」と片桐は言い直した。「あなたを信用していないわけではありません。ただ私にはまだよく事態がつかめていないんです。今ここで何が起こっているのか、理解できていないんです。それで、少し質問していいですか?」
「もちろんもちろん」とかえるくんは言った。「理解しあうのはとても大事なことです。理解とは誤解の総体に過ぎないと言う人もいますし、ぼくもそれはそれで大変面白い見解だと思うのですが、残念ながら今のところぼくらには愉快な回り道をしているような時間的余裕はありません。最短距離で相互理解に達することができれば、それがいちばんです。ですから、いくらでも質問してください」
「あなたは本物の蛙ですよね?」
「もちろんごらんのとおり本物の蛙です。暗喩とか引用とか脱構築とかサンプリングとか、そういうややこしいものではありません。実物の蛙です。ちょっと鳴いてみましょうか」
かえるくんは天井を向いて、喉を大きく動かした。げええこ、うぐっぐ、げえええええええこおおお、うぐっぐ。巨大な声だった。壁にかかっている額がびりびりと震えて傾くほどだった。
「わかりました」と片桐はあわてて言った。壁の薄い安い安アパートなのだ。「けっこうです。あなたはたしかに本物の蛙だ」
「あるいはぼくは総体としての蛙なのだと言うこともできます。しかしたとえそうだとしても、ぼくが蛙であるという事実に変わりはありません。ぼくのことを蛙じゃないというものがいたら、そいつは汚いうそつきです。断固粉砕してやります」
片桐はうなずいた。そして気持ちを落ちつかせるために、湯飲みを手にとって茶をひとくち飲んだ。「東京が壊滅するのを防ぎたいとおっしゃいましたね?」
「申し上げました」
「それはいったいどんな種類の壊滅なのですか?」
「地震です」とかえるくんは重々しい声で言った。
片桐は口を開けてかえるくんを見ていた。かえるくんもしばらく何も言わずに片桐の顔を見ていた。ふたりは互いを見つめあっていた。それからかえるくんが口を開いた。
「とてもとても大きな地震です。地震は2月18日の朝の8時半頃に東京を襲うことになっています。つまり3日後ですね。それは先月の神戸の大地震よりも更に大きなものになるでしょう。その地震による死者はおおよそ15万人と想定されます。多くはラッシュアワー時の交通機関の脱線転覆衝突事故によるものです。高速道路の崩壊、地下鉄の崩落、高架電車の転落、タンクローリーの爆発。ビルが瓦礫の山になり、人々を押しつぶします。いたるところに火の手があがります。道路機能は壊滅状態になり、救急車も消防車も無用の長物と化します。人々はただ空しく死んでいくだけです。死者15万人ですよ。まさに地獄です。都市という集約的状況がどれほど脆い存在であるか、人々はあらためて認識することでしょう」、かえるくんはそう言って軽く首を振った。「震源は新宿区役所のすぐ近く、いわゆる直下型の地震ですね」
「新宿区役所の近く?」
「正確に申し上げますと、東京安全信用金庫新宿支店の真下ということになります」
重い沈黙続いた。
「それで、つまり」と片桐は言った。「あなたがその地震を阻止しようと?」
「そういうことです」とかえるくんはうなずいて言った。「そのとおりです。ぼくが片桐さんと一緒に東京安全信用金庫新宿支店の地下に降りて、そこでみみずくんを相手に闘うのです」
(村上春樹「かえるくん、東京を救う」)

 

うっかり、本文を書く前に引用文だけがアップされてしまっていましたが、僕が書きたかったのは、大学で村上春樹とアメリカの受容関係の授業を受けてきたので、そのことを書こうと思っていたのでした。
「かえるさん」との呼びかけに「かえるくん」と訂正するコミカルなリズムとか、翻訳者は相当苦労したそうです。英語には「さん」と「くん」の区別もありませんから。
「断固粉砕」という大学紛争や安保闘争を思わせるような言葉も、アメリカ人に伝わるように訳すのは難しいだろうなあ。
 

こういう翻訳のなかで翻訳者に生じた疑問に対して、村上春樹は、「好きなように訳してください」というスタンスなんだそうです。原著を特権化しないところに、翻訳者の工夫により付加価値が加わり、世界文学へとなっていくモトがあるのでしょう。

あー、地震に対して「人々はただ空しく死んでいくだけ」という点に思うことがいくつかあったはずなんだけど、時間をおいちゃったらなんかぐだぐだになったなあ。諭吉さんのコメントの方が先に出てるし。


何色の白衣ですか?

歯医者の予約に行きそびれたので新たに予約を取るべく電話を入れた。
 

「えーっと、佐藤ですけど、田中先生の予約をとりたいのですが」
「田中は何人かいますがどの田中でしょうか?」
「とっちゃんぼーやみたいな田中先生ですけれども」
「・・・何色の白衣を着ている田中先生でしょうか?
「白衣は白いと思うんですけれども・・・」
「白い白衣を着ている田中は本日はいっぱいです」
 

って、白じゃない白衣があるんか!?


<<前のページへ1234567891011

アーカイブ

このページのトップへ