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ブログ 2011年5月アーカイブ

DREAMS COME TRUE?

夢オチはあまり好きではないのだが、夢を覚えているうちに残しておこう。
 

目が覚めたら、枕の脇に一冊の本が置いてあった。
メモが添えられている。
「この本なら、君でも解ると思う。もし解らないところがあったら、本屋さんに聞くように。」
 

さて、夢分析の結果やいかに?


ワインのオン・ザ・ロック

「僕とプロデューサーは、プリモ・ビアー。飲めないカメラマンはジンジャエール。
そして、サンディは白ワインのオン・ザ・ロックだった。
ストレート・グラスに氷をひとつかみ入れる。そこへ白ワインを注いだ。
意外そうな顔をしてる僕らを、逆に驚いた顔でサンディは見た。いつも、そうして飲んでいるんだろう。
『ワインのオン・ザ・ロックか・・・・・・』
と言う僕に、
『これならぬるくならないし、適当に薄まるから酔っぱらわないしね』
とサンディ。二コリと白い歯を見せた。その金髪のロング・ヘアーが、海からの風にフワリと揺れた。
ワインのロックは、それ以来、ロケ隊の間で大流行した。
僕は大切なことをサンディから教わったような気がした。
ワンピースにテニスシューズ。そして、ワインに氷・・・・・・。
常識的に言えばおかしくても、本人がよければ、それでいいのだ。本人がそれを快適だと心の底から感じていれば、それがサマになってしまうのだ。
ドレスアップの良い意味での対称語である<ドレスダウン>という言葉を、僕はふと思い浮かべていた。」
(喜多嶋隆「ドレスダウン」)

 

 今日は渋谷法曹会という、渋谷区在住の弁護士の懇親会に出てきた。
 渋谷法曹会は渋谷区からの区民法律相談を請け負っているので、区役所からも課長以下3人の広報広聴担当者がお越しになっていておどろいたのだが、まあそれはいいとして、飲み放題と言っても品数が少なく、焼酎は大学入学時のトラウマから飲めない僕としては、ビールの後は日本酒といきたかったのだが、熱燗しかメニューにない。
 そこで、サンディにならい、ワインではないが、日本酒のオン・ザ・ロックを味わわせていただくことにした。
 これは意外といい。
 

 最後に初めての参加者に自己紹介を求められて、「短パンにTシャツで法廷に現れる人誰?と聞けばだいたい特定できる佐藤文昭です。今日は宗旨替えをしてワイシャツにスラックスですが、裸足はそのままです。喜多嶋隆の小説が好きで、アロハにビーチサンダルでオフィス街を歩く人生観が好きです。」
と自己紹介した。
 

 実際、喜多嶋隆の小説は、ワンパターンな展開の小説を大量生産されているのであるが、ところどころ、僕の価値観にジャストミートする表現がある。
 

 裸足じゃ依頼者に評判悪いと思いますよ、と言ってくれた弁護士もいたが、幸い、そういう依頼者を断ることができる程度に繁盛できている。感謝。


時代が5年遅れて僕についてくる。

「環境省は12日、東日本大震災に伴う夏場の節電対策として、これまでのクールビズより一層の軽装を促す「スーパークールビズ」を6月から実施することを決めた。ポロシャツやアロハシャツ、スニーカーに加え、無地のTシャツやジーンズ姿での勤務もOKとする方向で調整している。
 

 福島第1原発事故や浜岡原発停止による電力不足が懸念される中、環境省が軽装を率先して導入、冷房時の室温28度設定による節電の徹底を図る狙い。他省庁や自治体にも参加を呼び掛けるほか、ファッションショーでのPRも予定している。」(共同通信)


時代が5年遅れて僕に追いついた感じだな。
ところが弁護士会は法律相談では普段着は避けるというドレスコードを担当者ガイダンスで「お願い」(逆らうと法律相談の担当から外されるので、実際はお願いではなく強制)するようになり、時代に逆行している。
 

なーにが「弁護士らしい服装」だ。
もーやだ、この業界。


着眼点はいいのだが・・・

バスに揺られていると、女子高生の会話が耳に入ってきた。

女子高生A「母の日に何かする?」
女子高生B「うーん、国民の日に何もしてもらってないから、パスかなー」
 

センスはいいんだが、5月4日って「国民の日」って呼ぶのか?


自分のイメージ管理

小沢「だから、今どき三億人とかいう数の人たちがフェイスブックをやって、自分はこんなことが好きな、こんな人です、みたいなことを、こまめに発信しているではないですか。工夫して撮った自分の顔写真をのせて」
うさぎ「ブログとか、トゥイッターとか」
小沢「そう。で、最初は素直に自分の日常を書いている人でも、すぐに『これは本当は好きなんだけど、ブログに書くと会社の人が読むかもしれないからやめておこう』とか、人目を意識するようになって」
うさぎ「だんだん『自分のイメージ管理』が始まるわけですね。『これを好きだと書くと、お洒落に見られるかな?』くらいから始まり、『この人と友だちだとイメージがいいけど、この人と友だちになるとイメージが悪くなるのでやめておこう』とか計算高くなってきて」
小沢「そうやって、仕事関係の人や知らない人が自分をネットで検索した時のための、表向きの自分のイメージをコントロールするのが、当たり前になっていて。だって、みんなが検索されるではないですか。だから、自分を良く見せるために、自分で自分の広告代理店をやるというか、自分のイメージ管理をするのが、多くの人にとって普通になっていて」
うさぎ「あー、疲れそうですね」
(小沢健二「ひふみよ」)

 

軽くフェイスブックやツイッタ―が批判されていますが、このブログも営業用にやっているわけで、これでもイメージを管理するという方針は持っていて、何でもかんでも書いているわけではないのです。事務所の営業方針に合うように、こう書けばお客さんにフレンドリーに感じてもらえるかなとか、これは面白いけど固くなるからやめようとか、これを書いた後でこれを書けば幅の広い人だと思われるかなとか、素材の取捨選択はしているのです。また、当然のことながら、書いてあるエピソードが全部ノンフィクションとは限らない。
 

でも、こういう情報を発信し続けることで、20年前から音信普通だった元友人と再びネット上で会話ができるようになったりするので、便利なもんだと思います。
ちなみに、そうやって知り合った昔の友人のブログの上では、僕はその友人のイメージ管理には気を配らないコメントを残しています。


花泥棒

「プール・サイドには、人がいた。
デッキ・チェアーに寝そべっている。初老の男だった。眠ってはいない。へいの上で花を摘んでいるロコ・ガールの姿は、もちろん見えるはずだ。
が、その初老の白人は、何もいわない。くわえたパイプに、火をつけている。
『1つだけ、きいてもいいかい』
へいの下から、僕は言った。
『なあに?』
彼女は、プルメリアを摘む手を休める。へいに坐った。
『中に人がいるのは、見えるだろう?』
『ええ、見えるわ。白人のおじいさんね』
『花泥棒が、自分の家のへいで仕事をしているのに、彼はなぜ何もいわないんだい』
『あら、知らなかったの?きょうはレイ・デイよ』
『レイ・デイ?』
『そうよ。毎年、5月1日は、ハワイではレイ・デイなの。みんな花を編んだレイを首にかけて、パーティーにいったり、デートをしたりね』
『へえ。知らなかった』
確かに、きょうは5月1日だった。
『で、レイ・デイには、花泥棒をしてもいいことになってるのよ』
なるほど。それで、へいの中のじいさんも、何もいわないわけか。
『いつから、そうなってる』
『ずっと前から。私が生まれたときは、とにかくそうなってたわ』
ロコ・ガールはそういって微笑う。また、プルメリアの花を摘みはじめた。」
(喜多嶋隆「プルメリア泥棒」)

 

メイ・デイはシュプレヒコールがうるさくてかなわないけど、ハワイは平和でいいなー。


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