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なんだかんだで

「青い空がちゃんと青くまた見えるようになるまで
あともう少し、もう少しなの
そしたらどこへも行ける
しょうがないことや解らないことは 消しても消しても溢れ出す
泣きたくなったら苦い薬みたいに swallow, swallow 飲み込んで

忘れることができないのなら せめて今は深呼吸して
涙のつぶは苦い薬みたいに swallow, swallow 飲みこんでしまおう」(「swallow」古内東子)

いつも本を読んだり音楽を聴いたりしているときに思いついたことを書くかんじでやっているこのブログですが、3・11以後の自粛ムードのせいかしらん、読書を自粛し、音楽を自粛し、風呂に入るのを自粛し、靴下をはくのを自粛しているうち、あまり更新することもないまま桜の季節も過ぎ、5月も目前になってしまいました。

新宿の駅前では、「僕らは歌うことしかできません」といって路上ライブをしている人たちがいて、インターネットでは「私たちはマーケッティングしかできません」といってアンケート調査をしている楽天リサーチのメールが流れ、僕に何ができるだろうと考えていると、そうだ、僕には人を訴えることしかできないと思い至り、たまっていた訴状の起案をせっせとこなしていました。

海外在住の古い友人のブログ上で、原発について議論したり、福島に行ったりもしたけれど、僕は日本は大丈夫だなって楽観的に思っています。
津波の犠牲者は行方不明者あわせて2万7000人なのに対し原発の犠牲者はゼロ(避難所で亡くなったかかたを除く。)。福島で行った避難所はビックパレットというところなのだけれども、プライバシーもくそもないダンボールでかこった区画にただ寝るだけの生活は、快適ではけしてないかもしれないけれど、誰かが引き受けなければ日本の電力供給は破たんしてしまうから、やむをえないように思った。
僕の法律相談は1時から4時の3時間だけで、しかも義援金の配分開始の日とかさなったため、みんな義援金の方に目が向いて、相談らしい相談はあまりなかったな。義援金給付の申込書の代書の依頼なんかがありましたが。
ビックパレットの中は、まさに被災地から着のみ着のまま逃げてきた感があふれているのだけれど、ひとたびビックパレットから外に出ると、まったく普通の状態。
事前の研修では情報不足が指摘されていたけれども、掲示板には整理しきれないくらいに情報があふれており、相談に来た方の方が市町村独自の支援策を知っていたりして、こっちが逆に教わる立場。
弁護士いらんな、と正直思いました。

ただ、生活していくにはお金が必要なわけで、ビックパレットの中にある飲み物の自動販売機も、当然、お金を入れないとお茶は出てこない。
当面の生活費を確保するために、郡山市(ビックパレットがあるところ)の福祉事務所に生活保護を申請し、転宅費を受給して仮設住宅での生活に必要な最低限の家具をそろえるなどの支援をすることこそ弁護士の役割だと思うのですが、昼行って夕方帰って来るようじゃそんなことできないし、しかも、受任の必要があれば福島県弁護士会の弁護士に回すというしばりがあり、よその組のシマを荒らすと大変なことになることを数年前に身をもって感じている僕はここでしゃしゃり出る気もせず、被災地支援からは退散かな。

あ、そうそう、日弁連から、日弁連が集めた義援金の使い道が報告されました。3分の1が日本赤十字に・・・これはよかろう。でもね、3分の1を日弁連の災害対策支援事業に、3分の1を被災地弁護士会に寄付って、なんじゃそりゃ?寄付が弁護士の収入になるわけで、寄付金控除の対象にならない弁護士会への義援金を出さなくて本当に良かったと思うとともに、弁護士会は本当にバカの集まりだと心の底から思ったのでした。

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コメント (1)

諭吉:

風呂入るん自粛すな(ಠ益ಠ)

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2011年04月29日 20:56に投稿されたエントリーのページです。

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