「のっぺりとした平板な土地に、これという特徴のない建物が、どこまでも際限なく立ち並んでいる。無数のテレビ・アンテナが、虫の触角のように空に向けて突き出している。そこに暮らす人々はNHKの受信料をちゃんと払っているのだろうか。日曜日には天吾は何かにつけて受信料のことを考えてしまう。そんなこと考えたくないのだが、考えないわけにはいかない。」
(村上春樹「1Q84 BOOK1」)
納税、勤労、NHKの受信料の支払いといえば、国民の三大義務であるが、そのひとつであるNHKの受信料は僕の親の代から支払っていない。
NHKが来たら、ドアも開けず、「テレビはありません。」と言う。
人が入っている不思議な箱ならあるけどね。
我が家は地下一階地上三階という作りで、テレビが一台もないというのは無理があるだろう、でも無理を通すのが僕のかみさんと違うところだ、と思っているのだが(たぶんかみさんなら素直に払ってしまうだろう。権威に弱いのだ。)、幸い渋谷区ではNHKの集金人は歩きまわっていないようで、夫婦間の軋轢の原因の一つもとりあえずそのままになっている。
で、法律的に言うと、放送法で、テレビ受像機を所有している人はNHKと受信契約を結ぶ義務があるのだけれど、受信料の支払義務は定められていない。受信料の支払い義務は受信契約に基づいて発生するのだ。
だから、NHKが法的手段に出ようとすると、まず「受信契約をせよ」という判決をもらって、最高裁で確定させて、それから受信契約に基づく受信料支払い請求訴訟を起こさなければいけないのである。
コメント (1)
テレビあらへん言うて支払しーひんのは
それはまさしく関西気質や
投稿者: 諭吉 | 2009年06月10日 16:04
日時: 2009年06月10日 16:04