心はいつでも17才
「込み合うバスの窓に映った顔が疲れて見えた 今日も暮れてゆく
過去が恋しいわけじゃない 今が悲しいわけじゃない
だけど何かが足りない毎日の繰り返し
ほんの一瞬胸をよぎる思いに負けそうな夜に限って古いビデオながめる私は
あなたに冷たい25才
迷いながらも選べる道はひとつ 皆同じ
立ち止まっても時はすぎてゆくから
なおさら今このひととき大事な35才
いつでも夢みる17才
時にはあなたに優しい25才
ないものねだりの得意な35才」(「心はいつでも17才seventeen」竹内まりや)
今日は僕の35才の誕生日。
17才だった、高校3年生のころと、倍の人生をすでに歩んだという実感が、あまりしない。
いまでもあのときの彼女から、ふっと電話がかかってくるんじゃないか、ていう気がしてならない。
たしかに、僕の人生のピークは17才だった。
女の子にもてたという意味合いでは。
日曜日、高校の卒業17年ぶりの同期会があった。
担任の先生がたと同じ目線で話をするというのは、なかなかぎこちない感がある。
イベントの栄光クイズで
「清泉女学院で、一番人気のあった栄光40期生は次のうち誰?」
1 渡辺拓郎 2 武田信一 3 舛岡裕雄
といったクイズがあって、どう検証するのかとおもったら、清泉の同学年と結婚した男がいて、そいつのかみさんに取材して、
栄光学園の隣にあった清泉女学院でもっとも人気のあった40期生は武田クン
と判定された。
僕は、近所の女子高の学園祭に行くということもなく、地道に予備校でガールフレンドを作っていたのですが、やはり、みんな2高3のときにはカップルをつくり、親の庇護のもと、青春を謳歌していたんですね。
立ち止まっていても時はすぎていくから、大事なこの35才のとき。
過去が恋しいわけじゃない 今が悲しいわけじゃない
だけど何かが足りない毎日の繰り返しに、夢見る17才のとき。
あの日に帰って、あの日そばにいた人たちと、あの日の生活をしたいとふと思う。
「仲間に会えて心強かった。明日になればそれぞれの現実が待っているけれど、今日だけはみんながティーンエイジャーだ。」(奥田英朗「ガール」)