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タクシードライバー

ベトナム帰りのタクシードライバーは苦労人とみえて、酔っ払いの泣き顔を見て見ぬふりして、天気予報が今夜も外れた話と、野球の話ばかり何度も何度も繰り返す。

でも、無賃乗車は見て見ぬふりはしない。

今日はとある外国人の強盗致傷の被疑者国選弁護事件を依頼されました。
タクシー代金を踏み倒そうとして逃げて、捕まる際にドライバーと逮捕に協力した通行人にかすり傷を負わせたもの。

接見に行って、被疑者に、日本の法律では、留置場では電話はかけられないこと、法定刑が6年以上の懲役になることを告げたら、腰を抜かして面会室をうろうろしまわり、
OH, MY GOD!を繰り返していました。
踏み倒したタクシー代は4000円くらいなんですけど、ただの傷害事件なら罰金ですむものもこの4000円があったがために強盗傷害となり、6年以上の懲役になってしまうのです。
示談が成立して酌量減軽がされてやっと懲役3年以上、3年ならギリで執行猶予がつく可能性がゼロではないという重大犯罪なのです。

本国から、示談金を持ってお母さんが飛んでくるそうです。

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