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法の番人に気をつけろ

司法試験の合格者が倍増し、大学生でも間違えんぞという間違いをして司法研修所の卒業試験に不合格になる司法試験合格者がいるなか、いまだ、弁護士の敷居はたかいみたい、です。

脱線しますけど、法律上、動産は手に入ると思って買えば売主が偽者でも手に入るのです(即時取得といいます。)。
これに対し、不動産の場合ちゃんと登記という制度があるので、売主が他人の土地を売ったとしても、その他人の土地を買った人が他人の土地の所有者になることはできません。不動産では即時取得はできないからですが、考えてみれば当たり前ですね。

しかーし、この場合のように、不動産でも即時取得するという答案を書いた人間が去年は複数いたと。
弁護士1年生のレベルはどんどん落ちてます。

話を元に戻して、で、ある事件の相談者が、離婚の経験者なのですが、
       調停離婚は弁護士費用高いですよねー
と振ってきました。
       ? です。調停しなきゃ離婚できませんし。
 もちろん、調停をご自分でなさって不成立になり、その後の訴訟だけから受任した場合に比べれば、値段に差は当然つけますが、それでも普通は30万円くらい。
       調停30万円
       離婚訴訟30万円
       報酬30万円
くらいが相場ですよと言うと、驚いてました。

 なんと、その人は弁護士になんだかんだ言われて400万円も取られたのだと。

 しかも、最後に驚いたのは、
       事件の記録は3年間保管してあげられることになっているから保管料100万円持ってきなさい
 と弁護士が言ったとのこと
       事件の記録は3年間保管してあげられる
のではなくて
       事件の記録は3年間保管しなければならない
のであって、弁護士の義務なのです。
 そこで金を取るなんて、頭いいというかなんというか、風呂場にあふれかえる記録を見ながら複雑な心境でした。

 ひどい弁護士がいるもんだから、敷居が高くなっちゃうんですよね。

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