土曜日の昼下がり。
応接室では事務員が社給の布団を敷いて行き倒れてます。
はずれ馬券も飛び交ってます。
女の子の事務員も出てきて山のような破産事件の書類作成、何百枚とある弁済証書をつなぎあわせての利息制限法に基づくひき直し計算、依頼者への報告書の作成にと没頭しています。
あれがない!これがない!と叫んで机のまわりをひっかきまわし、どさどさどさーと雪崩を起こしたりするわけです。
そんな中で僕は、「妄想性精神疾患」と鑑定されて激怒している被告人の控訴事件記録を読みながら頭の中がぐつぐつ煮えています。「闇の組織」って何だ?
平日はこれに絶え間なく容赦ない電話攻撃が加わります。
アメリカ帰りの昔の事務所のパートナーが「法律事務所のバックヤードは戦場だ」と言っていました。