2010年08月21日

私の優しくない先輩

「ああ、そうだよ。俺はクサいよ!あたりまえだろ?生きてるんだから!!」
(映画「私の優しくない先輩」2010年ファントム・フィルム)


「私の優しくない先輩」を観てきました。エンディングロールの、5分間ワンカットのダンスシーンは見事でした。
これだけのために、たぶんDVD出たら買うな。

聞くところによると山本寛監督(ヤマカン)のダンスは有名だそうで、いまさらながら、DVDで「らき☆すた」や「涼宮ハルヒの憂鬱」などヤマカン監督のアニメ作品を観てみました。

うわー、おれ、オタク化しているなあ、と思いながら。
アニメの方のダンスシーンはそれほどじゃなかったのですが、涼宮ハルヒの憂鬱は話自体が笑えた。

ところで質問なんですが、「涼宮ハルヒの憂鬱4」と「涼宮ハルヒの憂鬱4 笹の葉ラプソディ(第1巻)」はどうちがうのでしょうか。なんで4が第1巻なんでしょうか?
アマゾンで注文するとき困ってしまいました。

2010年08月11日

心にぜい肉がつくと、ジーンズは似合わない。

「その昔、ジェームズ・ディーンが主演した『理由なき反抗』という映画があった。あの頃、ジーンズといえば、不良っぽい若者がはくものだった・・・。それから少し時が流れ、若者たちが、大人の考え方や社会に反発するようになった。ヴェトナムの反戦運動をはじめとする、いわゆる反体制運動だな・・・」
と佐伯。爽太郎は、彼を見た。
「あんたが青年だった頃だ」
「そう。そういうことだ。当時、私もデモに行ったりしたものだ。それは、若い連中としてはごく普通のことだった。そして、そんな頃、若い連中の多くがジーンズをはいていた。つまり、ジーンズは、大人の社会と一線を引く世代のものだったんだ」
と佐伯。爽太郎は、口笛で、ボブ・ディランの<風に吹かれて>を軽く吹いた。佐伯は、苦笑い。
(中略)
「そう・・・つまり、私が思うジーンズとは、単なるファッションじゃない。言ってみれば、身につけている人間の生き方にかかわっているものだ」
「反体制?」
と爽太郎。佐伯は苦笑い。
「いや、そこまでは言わない。しかし、すでに誰かがつくり上げた世の中の流れに、おとなしく従うんじゃなく、<ちょっと待てよ、それは本当にそれでいいのか?>と考えてみる、あるいは、<それは違うんじゃないか?>と突っぱねてみる、そんな骨のあるというか、気概のある人間に、うちのジーンズをはいてもらいたい。そんなイメージ広告というか企業広告を展開したいんだ」
と言った。(喜多嶋隆「あのバラードが歌えない」)


僕はジーンズにTシャツというスタイルで執務することをPRしてきたのだが、事故を起こしてから両親をはじめ家族の監督が厳しくなり、車とバイクの運転を禁止されたうえ、ワイシャツにスラックスを強要されております。

生き方を否定された気がする。

サヨナラには早過ぎる

「愛車、マークⅢ.走行距離16万キロ
エンジンのオーバーホールすでに3回
まだまだ乗り続けるつもり
1台のクルマと、とことんつき合う・・・・・・そんな生き方もいい
サヨナラには早過ぎる。」(喜多嶋隆「サヨナラには早過ぎる」)

2週間前から、とある場所にとじこめられていました。
2週間前のある日の朝5時、家族宅に入電
「こちら都立広尾病院です。大変申し上げにくいのですが、佐藤文昭様が意識不明の重体です。ご家族の方はすぐにお集まりください。」

朝8時、続々とICUに集まる家族。

約6時間後・・・ん、んあ?
僕は目を覚ました。
迫りくる看護師たち
容赦なく浴びせられる質問の嵐。
「今日は何日ですか?」「えーっと、19日が月曜日だったから、26日?」
「自分の名前を言えますか」「佐藤文昭です。」
「ここはどこですか?」「知りません。」
「手足をグーパーしてください。」「しびれてませんか?」
僕はベッドに縛り付けられ、酸素マスクと点滴をつけられて尿道からカテーテルもつながれていた。
ただ寝ていただけだったのにすごいことになっている。

良く覚えていないのだが、聞いたところによると自動車が停車中の車と衝突して円弧を描くように滑走し、中央分離帯に激突して転倒して止まったらしい。
現場にはガソリンも流れ出して火災の危険もあったそうだ。
車の下の方に血を流してうずくまっていた僕を、とおりがかりの人たちがエンジンを切って火災を防ぎ、車を押して引っ張り出してくれたらしい。
お気に入りのオザケンの「ひふみよ」ツアーのTシャツが救急隊に切られてしまった。
ショック。

で、そのあと、1日ごとに管が1本、また1本と抜かれ、
    「こいつ実はたいしたことないんじゃないか?」
という空気がERにながれはじめたのだが、そこはさすがお役所仕事の都立病院、MRIの検査で脊椎に異状なしと診断できるまでERからは出せないとのこと。
このERというのは、外に買いものにでかけることもできないし、中から電話もかけられないし、12歳以上の家族しか面会できないし、家族に面会にきてほしいと伝言を頼んでも病態の急変以外は病院からは連絡できないという、留置場以上に不便なところなのである。
そしてMRIの検査もキャンセル待ちで1週間意味もなくERに閉じ込められ、僕はERの中をうろちょとしていたのであった。
そして検査の結果脊椎に異常はなく眼底を骨折しているだけだと分かり、一般病棟に移り手術。
腸骨を削り取って右目の下に移植して、1週間経過を観察したら、今度はすばやいもので抜糸とともに、「はい、じゃあ今日退院ね。」と追い出されてきたのでした。

退院しても安静は必要なので、今月は仕事をセーブさせてもらっています。
ご迷惑をおかけします。

12月に買ったばかりのクルマが、廃車だよー
サヨナラには早過ぎる。

2010年07月26日

諭吉さんへ

「オールドミスのジェーンが、若いベギーに言った。
『私は若いころを思い出すだけでも腹が立つわ』
『何があったんですか』
『何もなかったのよ』」(角川文庫「ポケットジョーク2」)

こんな感じ?
ところで、あなた誰なのよ。。。気になるじゃないの。

2010年07月25日

生理前

「三人の男の子と裏庭で遊んでいた八歳のエイミーが家に飛び込んできた。
『ママ、ママ』エイミーは息を切らしながらたずねた。『あたし、赤ちゃん産める?』
『いいえ』ママは静かに言い聞かせた。『あと六,七年たたないと産めないのよ』
『いいわ、みんな!』ちっちゃなエイミーは再び裏庭に飛び出して行きながら叫んだ。
『ママとパパの遊びをしましょう』」(角川文庫「ポケットジョーク」2)

さいわいもう8年くらい、我が家では「ママとパパの遊び」をしていない。
学校の保健体育の先生が大変だ。

2010年07月24日

姫路での出来事

前に三田署で勾留されて、完全黙秘で二〇日間過ごして釈放された青年がいます。
毎晩接見に行っていました。

その子こんどは姫路でパチンコ機に不正改造を手伝った(指紋が出てきた)ということで逮捕され、最初の四日間は弁護人もいなかったのでべらべらしゃべっていたようですが、勾留状謄本をとって見てみると、風俗営業者でなければ罪に問われない身分犯。だから、だれに指示されたかという点で、外部のコンサルタントだといいづけることと、風俗営業者や従業員と一緒にやっていたなどという疑いは否定すること、とにかく、今日からは「何も話したくありません」で勾留満期まで通せ、そういう供述姿勢なら再逮捕も覚悟しろというのであれば、無職なんだし腹くくれ、と指導して青年も元気になったころ、依頼者の背後にいる神谷とかいうやくざまがいの男から佐藤弁護士はお断りするようにという指示が来たとお父さんから連絡がありました。

あのねえ、お客さんキャンセルしたりとかしてもう二度目の姫路にきてるんですけど。。。
接見はしないでほしいと神谷から指示されたらしく、お父さんも困った様子でした。
僕は青年から弁選をもらっているので、僕の判断で暇つぶしに接見に行ったり、準抗告の申し立てをしました。
青年は、再逮捕されることもなく釈放です。

いま、報酬どころか着手金と日当でもめていて、神谷のやくざ風のどなり声が携帯に響きました。青年は俺には関係ない、というけど、姫路まで呼び出されて「上から佐藤先生はお断りするように言われた」とあれば関係あるにきまってるんで、着手金の保全のため青年の父親から依頼されている事件を一件降りました。

それは青年のお父さんは名義貸しで実際の利害関係人は神谷らしいのだけれど、僕はあくまで青年のお父さんと契約しているんで、横からしゃしゃり出られても知ったことか\\\\
 

2010年07月23日

彼女は睾丸を握った手をゆるめ、ため息をついた。そして言った。「今度は何かあなたの話をして。天吾くんの見る夢の話」
天吾はようやく呼吸を整えて言った。「さっきも言ったように僕はほとんど夢を見ないんだ。とくにここ最近は」
「少しくらいは見るでしょう。まったく夢を見ない人なんて世界のどこにもいないんだから。そんなことを言ったら、フロイト博士が気を悪くするわよ」
「見てるのかもしれないけど、目が覚めたら夢のことはろくに覚えてないんだ。何か夢をみたらしいという感触が残っていても、内容はまるで思い出せない」
          (村上春樹「1Q84 BOOK1」)


オバケのQ太郎みたいなメイクをしたゴマキが人生相談を受けているテレビを見た夢を見た。
夢分析するとどんなになるのだろう。

2010年07月22日

吾輩は猫である。

「吾輩は猫である。名前はまだ無い。」(「吾輩は猫である」夏目漱石)

今日の昼過ぎ、寝室で記録を読みながら考え事をしていると、息子が飛び込んできた。
これひろ「パパ、警察の人がいっぱい来て、パパは?て言ってるよ」
僕「いないって答えて」
これひろ「いるって言っちゃった。」
しょうがないので玄関から出た。
警察官「恐れ入ります。本庁駐車対策課の警部補の〇野☓男です。佐藤文昭さんですか?」
僕「名前は答えたくありません。」
警部補「答えたくない・・・ここは佐藤文昭さんのお宅ですよねえ。」
僕「さあ、僕は泥棒に忍び込んだだけなので、どうだか・・・」
警部補「何の泥棒ですか?」
僕「処女の心と体です。だから名前は言えません。」
これひろ「ふみあきだよ!!」

このKYめ!(Korehiro Yakamashii !!)

警部補「ほらお子さんもそう言ってるじゃないですか。子供の教育上よくないですよ」
僕「いやあ、あの子がどこから来たのか分かりませんが、黙秘権の教えは大事です。だから僕の名前は言いたくないです。」
警部補「9000円が9件滞納になっているのですが、これをお支払いになる意思はないということですか?」
僕「それは佐藤文昭さんに聞いていただかないと・・・でも今ちらっと見ましたけど、住所が5-1-17-205ですよねえ。ここは5-1-18ですよ。」
警部補「それは役所で調べてますよ。5-1-17-205から5-1-18に転居されてますよね。」
僕「佐藤文昭さんが転居したかどうかは僕は何も言う気はないですが、今でも5-1-17-205に佐藤さんって住んでいますよ。5-1-17-205は3件あるんですよ。」
警部補「ではあなたは佐藤文昭さんではないとおっしゃる。」
僕「いや、それは言いたくありません。」
警部補「こちらとしては、佐藤さんは支払う意思がないと判断させていただいてよろしいですか。」
僕「それは佐藤文昭さんに聞いてください。ただ、部外者が言うのもなんですが、時効ですよね。」
警部補「そんなことないですよ。」
僕「滞納処分は督促状を送りつけるだけで時効が中断するのは存じてますが、放置駐車金納付命令も督促状も、送達した証拠はないんじゃないですか?」
巡査部長「そんなことありませんよ。すべてデータベースで管理してます。」
僕「うん、送ったことの証拠は整えておられると思うんですが、到達したことの証拠はないんじゃないですか?」
巡査部長「そんなこと言わないで下さいよ。」
僕「いやあ、法律事務で一番苦労するのは送達よ。ここ隣同士に佐藤さんが3件あって、郵便事故多いんですよ。」
警部補「これ、お受け取りになりますか。」

佐藤文昭さんあての封書だった。
僕「佐藤文昭さんに渡してください。」
警部補「あなたでしょ。」
僕「言いたくありません。」

さて、次はどうくるか。滞納処分に対して異議申し立て・取消訴訟か、警察も素直にあきらめるか。どっちでしょう。
行政処分である放置駐車金納付命令(や督促状)を普通郵便で送るっていう感覚が信じられない。。。

2010年07月18日

花と少年

「新任の教師が、受け持ちの中にひとり身体をろくに洗わないらしく悪臭を発している生徒がいることに気がついた。
そこで、ある日、その子の母親宛てにもっと風呂に入れるようにという手紙を書いて子供に持たせた。翌日、学校に来たその子の汚いTシャツには、ピンで手紙の返事が書いてあった。
『うちのジョニーは、学校に勉強に行っています。学生です。バラの花じゃあるまいし、においなんかかいでないで、勉強を教えてください。それがあなたの仕事です』」(角川文庫「ポケットジョーク16」)

うちの佐藤文昭は裁判所に法律事務に行っています。弁護士です。バラの花じゃあるまいし、においなんかかいでないで、争点を教えてください。それがみなさんの仕事です。 

利己的な気持ちを捨てるということ

「『利己的な気持ちを捨てるということは、自ら進んで必要なものをなしで済ますということですよ』と先生が説明した。
『そういう例を挙げてごらんなさい、ウィリー』
『はい』とウィリーは言った。『ときどき僕はお風呂に入るのをガマンします。ママはどうしても入る必要があるって言うんですが』」
(角川文庫「ポケットジョーク16」)

えーっと、僕の言いたいことは、ブログを読んでくださっている方や僕と実際に会っている方は、分かりますね?

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